日本の世界に誇る映画5選

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ALWAYS三丁目の夕日

昭和33年の東京を舞台に、集団就職で上京した少女やその就職先の家族、近所の駄菓子屋など、下町に暮らす人々の喜怒哀楽を描いた心温まるドラマ。VFX技術を駆使し、本物に負けないほど美しい夕陽や東京タワーが見事に再現されています。 第29回日本アカデミー賞では13部門すべてでノミネートされ、そのうち12部門で最優秀賞を受賞するなど、高い評価を獲得しました。 本作で監督を務めた山崎貴曰く、「当時の風景の再現以上に、人々の心や記憶に残っているイメージ的情景の再現を重視してつくられた映画」とのこと。昭和の日本特有の温かさを感じられる作品となっています。

 

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もののけ姫
もののけ姫

「タタリ神」から呪いを受けたエミシ一族の青年アシタカは、呪いを解くための旅に出ます。辿り着いた「タタラの村」では、人間の生活を守るべく鉄を造っていました。しかし、神々の森を破壊する鉄造りに怒る神とタタラの人々との戦いが始まり……。 宮崎駿監督が16年という構想期間を経て製作した、スタジオジブリの超大作です。森に住む神獣と人間との対立を描きながら、不条理な世の中でも強く“生きる”というメッセージを投げかけました。

 

『千と千尋の神隠し』
千と千尋の神隠し

主人公の千尋は引っ越しの途中、両親とともに神々が住む世界に迷い込んでしまいました。両親は魔女によって豚に変えられ、千尋は魔女の「湯屋」で働くことに。様々な出会いを繰り返しながら、両親を元に戻す策や人間界に帰る方法を模索します。 宮崎駿監督が贈る日本のアニメ映画の金字塔と言える作品。国内の興行収入316.8億円という記録は、長きに渡り他の追随を許しませんでした。 誰もがアニメ映画の未来に希望を見ると同時に、「千と千尋」の魅力を再認識しました。

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