子供が泣きながら部屋を飛びだしてきた!両親がそこで発見したあるもの・・・

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新しい家

Source: pdfwonder.com

ついに引っ越しの日がやってきました。引っ越し業者がトラックへと段ボールを運びこむ様子を見ながら、幼いながらもベンジャミンはその状況を敏感に感じとっているようです。ベンジャミンも新しい家を見学したことがあります。実はその時に何か気になるものを発見したようでしたが、まだ言葉が話せないベンジャミンはそれをうまく伝えられないようでした。アンナとトムはそのことをはっきりと覚えていましたが、実際に何も変わったことがなかったのでベンジャミンに大丈夫だよ、と言い聞かせてベンジャミンを落ち着かせました。でも実際その時に彼らはベンジャミンの話そうとしていることにもっと注目すべきだったのです・・・。引っ越し業者が新しい家に荷物を運び終え、トムとアンナはその後丸一日かけてその開封と整頓を行いました。段ボールや箱をもって部屋から部屋へと移動しました。その時、ベンジャミンはその場所にいた何者かをとらえていました。両親は何も気づいていないようでしたが、この男の子はどこの部屋にいようともその何者かの気配を感じていたのです。

異変

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引っ越し作業に追われた一日を終え、トムはベンジャミンを寝かせるためにベッドへ連れて行こうとしたところ、彼はそれを嫌がったのです。普段と違う息子の反応にトムは驚きましたが、引っ越した直後でベンジャミンも緊張しているのだろうとあまり気にはしませんでした。そういうことならと、両親はベンジャミンのおもちゃの箱の一つを開け、居間に広げました。そして息子と一緒に少し時間を過ごすことで子供の緊張もほどけてくるのではないかと考えました。トムとアンナは気づいていませんでしたが、彼らが意図していないものまでが新しい家に運び込まれており、すべてを大きく変えてしまう異変はすでに始まっていたのです。
この日以降、ベンジャミンの生活リズムは一変しました。ベンジャミンは一人で寝られなくなり、居間で夜遅くまで過ごしたり、トムとアンナの寝室にやってくるようになりました。引っ越してから最初の数日間は彼らはそれを許し、ソファーや彼らのベッドで一緒に寝ました。しかし何日経っても一向に両親のそばから離れないベンジャミン。いつまでも両親と一緒に寝るなんて子供のしつけにも悪影響を与えます。いくら幼いとは言ってもベンジャミンはその新しい環境に慣れる必要があります。両親はベンジャミンに一人で寝るように言いました。しかしその後ベンジャミンをひとりにさせたことを後悔するような事態が起きるのです。

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