これ以上犬を飼うことができないマリアーノ
マリアーノは悩んだところで新たな犬を飼えない状況にありました。彼は他の人よりは野良犬への道場の気持ちを持っていましたが、すでにこれまでに野良犬2匹の里親になっていたのです。財政的にもスペース的にも彼の家でさらに一匹を飼うことはどう考えても難しく、さらにはブラジル全土で3000万匹以上の野良犬がいるといわれているわけで、たとえ目の前にいる野良犬を守ろうとしてもあんまり大きな意味はないのです。マリアーノはお店から一向に離れない犬を見て、今回はどうしようかと困惑していました。