各家庭のコーヒーメーカーで検証
アメリカの放送局「CBSシカゴ」は、近所の10世帯のコーヒーメーカーに細菌が潜んでいないか調査しました。記者たちはコーヒーメーカーを研究室に持ち込み、研究者に細菌の検査を依頼しました。サンプルは挽いたコーヒーのトレイ、水が流れる部分、水タンクから採取されました。なんとコーヒーメーカーの表面や内部にはブドウ球菌、連鎖球菌、セレウス菌などの病原菌が見つかりました。さらに、一台のコーヒーメーカーからは大腸菌も検出されたのです!
心配の種?
この研究の結果は、コーヒーマシンによって細菌の量や種類が大きく異なることが分かりました。例えば、調査した10台のうち2台は、危険な細菌は見つかりませんでした。一方、大腸菌は1台に検出され、水タンクにも一番多くの細菌がいたマシンでした。しかし、コーヒーマシンをこまめに清掃していれば、細菌の問題は防げるでしょう。ですから、お気に入りのキッチン用品を清潔に保つことをお勧めします。